ピーター・バーグ監督作なので、もちろん鑑賞。
『キングダム 見えざる敵』×『パトリオット・デイ』×『ザ・レイド』を濃縮還元して95分に絞り出したのが本作。つまり、“ヤバい”。
加えて護送されるのがイコ・ウワイスで、味方はロンダ・ラウジーと、『TWD』シリーズで生き延び続けているローレン・コハーン、あと髭マッチョが帯同する最強チームなので、 “ヤバい”。
そしてリーダーは、双極性障害/躁うつ病で終始ブチ切れ、かつサディストで、『最後の騎士王』よりも “ヤバい” マーク・ウォールバーグ。恐らく今年の “f××kおじさん賞” 受賞。最早カオス。OPの政府の改造人間演出も何やねん笑
アクションに関してはカット割が早過ぎる難点があるが、上記に起因するバーグ無双と、イコ君お得意の「背面壁上り」、「首固め後方飛翔」、それに1対複数戦が観れたので満足。
現代の戦争の在り方を想像させる、角刈り型ジョン・マルコヴィッチ率いる “マザー” のオーバーウォッチぶりも新しい。
ちなみにレストランでの戦闘は某北国さん暗殺事件の、クライマックスでのウォールバーグの仕草はポール・カージーのオマージュということでOK?
アメリカという国が何を犠牲にして、何と戦っているのか?
そんなテーマ性を匂わせているけど、個人的にはただただ、追う側に転じたf××kおじさんが “ヤバい” 笑顔でハチャメチャする続編が観たいです。
最後に今回も「ロシアはおそロシア。」