鑑賞理由がほぼイーサン・ホークだった私にはだいぶ難しい話だったし、途中で何度かあれ？ってなったけど、私の勝手な解釈からすると最後に彼は救われたのかなと思ったので、そう思うと全部を通して見応えがあった気がします。
まず宗教のことは私にはわからない部分が多い。環境問題に関心がないわけじゃないけど、活動家の気持ちにまでは至ってはいない。戦争で子供を亡くした気持ちも想像することしかできないし、重篤な病気にかかってる人の気持ちも想像でしかわからない。
ただ、人として生きていくのが辛い状況なのにはある程度は共感できる。苦悩しながら生きてきた人間が最後に導かれた場所があのシーンだとすれば、救いのある話として私の中では完結できる、気がする。
イーサン・ホークはやっぱり良い。途中、彼を慕う女性に言い放った言葉はちょっとウグッてなったけど(^^; 黒いロングコート、似合いすぎ。
