THE GUILTY／ギルティのがんがんのレビュー・感想・評価

これは犯人探しの映画ではない。タイトルは「ギルティ」ゆえに罪と向き合うための映画。そのため画面に映すのはほぼ主人公のアップと地図のみ。音声でストーリーを想像していくのは監督が用意したただの舞台装置であって、あくまで登場人物たちのギルティが明らかになっていくことがテーマ。ってのは映画を観終わってようやくわかるので、予告を見るだけだと大どんでん返しの犯人探しの映画だと思ってしまうのは仕方ない。