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斬、のmakoのレビュー・感想・評価

斬、(2018年製作の映画)
3.3
《2018#247》
塚本晋也監督作で池松壮亮、蒼井優が出演しているので期待して観に行きました。
率直な感想としては、いまいちでした。
私にはよく分かりませんでした。残念です。

でも映像の美しさ、演者の演技は素晴らしかった。
池松壮亮の殺陣は見事で、苦悩する浪人役を上手く演じていました。ゆう役の蒼井優は杢之進を想う農家の娘で、凛とした娘を上手く演じていました。

ハンディカメラだと思うけど、杢之進(池松壮亮)が農民の市助(前田隆成)に木刀で稽古をつけるシーンや無頼者たち(中村達也他)と戦うシーンなど、固定カメラでは出せないようなリアリティが観られたのは良き。

木刀では力が発揮でき強いのに、刀だと抜くことができず悩み苦しむ。侍でありながら人を斬ることに苦悩する。
だったら、江戸へ行く澤村(塚本晋也)の誘いを断ればいいのにって思ってしまいました。
そしたら物語が進まないけど(¯―¯٥)

私には物語の良さが分からなかったです。
でも退屈することなく、惹きつけるものはありました。


劇場鑑賞 #125/2018
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