ドルフィンキック

ポリス・ストーリー 香港国際警察のドルフィンキックのレビュー・感想・評価

5.0
全てがクライマックスと言っても過言ではない位に、超絶アクション&スタントのオンパレード!で、終始気分が高揚しっぱなしでした。

ド迫力のカーアクション、二階建てのバスに傘を引っ掛けてのぶら下がりスタント、公園での多数の敵とのアクロバティック且つトリッキーなフリースタイルのカンフーバトル、建物からバスの上に飛び乗って、最初の看板を飛び越えて、更に、次の看板を仰向けに寝て、交わして、更に更に、バスから建物の壁を破壊してのエスケイプ(個人的な意見ですが、このアクションは、パルクールの原型だと感じました。)、格闘の末、凄まじいガラスや物が破壊される描写、特に、敵が乗ったバイクの上に飛び乗ってのジャッキー・チェンのハイキック、そして、その敵を貼り付けにしたままバイクでガラスを破壊しながら激走するアクション、敵が叩きのめされてのエレベーターからの落下、カカト落とし、水面蹴り、香港スピン・・・。

とにかく、凄まじいアクションに次ぐアクションに、ハラハラドキドキしながら、手に汗握り、ずっと、画面に釘付状態でした。

フリースタイルのカンフーバトルも、ジャッキー・チェンが、障害物を飛び越えたり、地面を回転したり、縦横無尽に動き回りながら、肘、膝、顔面、拳、足、体のあらゆる部分を巧みに駆使した、拳脚アクションで、多数の敵を一瞬で叩きのめすアクションにとても興奮そして、気分が高揚しました。

ラストバトルのデパートでの激闘も、スピーディー且つパワフルで、カッコいいですね!!!!!

そして、最大の見せ場である、クライマックスのシャンデリアに掴まってデパートの最上階から落下するアクションは、「プロジェクトA」の時計台からの落下アクションと双璧をなすと言っても過言ではない位、体を張った大スタントで、圧巻でした!

正に、アクション映画史上に残る「名場面」で、凄いアクションだと思います。

シリアスな展開の中にも、随所に散りばめられた、ジャッキー映画ならではの笑いやユーモアも、良い箸休めとなって、ナイスでした!

アクション、ストーリー、音楽・・・。

総合的に考えて、大満足の作品でした♪

己の生身の肉体を駆使したアクション満載!で、ジャッキー・チェンの最盛期または、全盛期の頃のジャッキー映画の大傑作だと思います♪

それから、遅くなりましたが、ジャッキー・チェン、お誕生日、おめでとうございます♪

新たな歳の一年も、健康で、お仕事も、プライベートも、充実した、素敵な一年になることを祈っています♪

今後の作品も、怪我には注意して、頑張ってほしいですね。

これからも、ジャッキー・チェンを応援します♪