ドルフィンキック

シムソンズのドルフィンキックのレビュー・感想・評価

シムソンズ(2006年製作の映画)
3.9
本作は、「スウィングガールズ」的な王道の青春映画で、最初はグダグダのヒロイン達が、チームメイトと衝突したり、将来への不安を感じたりしながらも、一生懸命、頑張って、逆境を乗り越えて、皆が、一致団結していく様子は、既視感があり、ベタではあるけれど、この手の王道の青春映画は、大好きなので、素直に感動しました♪

それから、コーチ役の大泉洋さんのエピソードにも、グッと来たし、脇役ながら、彼の存在感も、抜群でした。
大泉洋さんは、主役でも、脇役でも、本当に、良い演技を、されますね。

今が旬のスポーツとは言え、カーリングを題材した青春映画は、とても斬新でしたし、シムソンズを演じる若手女優さん達は、皆、それぞれ、演技、ルックス共に、魅力的でした。
この辺りが本作の魅力だと思います。

ラストは予想外の結末でしたが、実話を元にした作品らしい展開&結末だと思ったので、ホロリと来たし、爽やかな感動にも、浸りました♪
欲を言えば、ライバルチームに、もう少し、インパクトがあれば、シムソンズのメンバーを、更に、引き立たせたのになあ~って思いました。

あと、ジュディマリの音楽も、作品に良いスパイスを与えていて、ナイスでした!

やっぱり、スポーツを題材にした青春映画は、爽やかで良いですね♪