北海道常呂町のカーリング女子のストーリー。カーリングは、仲間の絆が命の、フェアプレーを重んじる、れっきとしたスポーツだってことが良くわかる。
この手の青春ドラマ、結構好きなんですよ。いいじゃん、笑えて、グッときて、さわやか~。
ごく普通の女子高生が、動機不純だけど一念発起して、まっしぐらに?打ち込む。コーチが一癖あって味を添える。ウォーターボーイズやスィングガールズにちょっと似た王道の展開。
そしたらラストに、「シムソンズはソルトレークシティ冬季オリンピックに出場した」って一文が? あれれ、これ実話ベースなの? どうやらカーリング女子日本代表の小野寺さん(今は小笠原さん)たちが中学生の時に結成した実在のチームらしいです。
この役はTVで見たあの選手がモデルか、あこがれの君はあの人で、コーチはあの人かと、いろいろ分って親近感が10倍増して嬉しくなった。(wikipediaにも感謝)
何の予備知識もなく手をつけたのだけど、想像をはるかに超えた収穫と面白さで、私には掘り出し物の作品でした。