ぐっさん

太陽は動かないのぐっさんのレビュー・感想・評価

太陽は動かない(2020年製作の映画)
4.4
2021/3/5ユナイテッドシネマ札幌にて鑑賞。
 久々の劇場鑑賞!!今月は劇場で見たい作品がおてんこ盛りじゃ。

 藤原竜也、竹内涼真主演「MOZU」シリーズでもご存じ羽住英一郎監督最新作。WOWOWドラマと同時に制作された一大プロジェクト作品!!
 コロナの影響で映画公開日が延期になり本来であれば、映画を見た後WOWOWドラマとなる予定だったんですが、ドラマを見て映画鑑賞となってしまいましたが羽住監督作品のアクション演出が好きなので期待値を高めにしてついに鑑賞することができました。(ドラマ版はまた別のストーリーになっているので、レビューは近日公開します。お楽しみに。)

 いやぁ~面白かったですね。
 ハリウッド並みのアクションもあれば日本映画らしいシーンありこれがうまくバランスが取れていて良かったし、羽住監督といえばMOZUシリーズでもアクション演出は有名ですが、今回も登場人物1ネタ、ダンディでクールなカッコイイネタのシーンを持っているしアクションジャンルが好きな私としては、かなり好きな作品でしたねぇ~。

 ドラマ版を見た人はすでにおわかりかもしれませんが今回は鷹野の相棒田岡の成長ぶりはすげぇと思いました。そして、オープニングからのアクションシーンは鷹野と田岡の連係プレーは気合入っているし、爆弾を埋め込まれているので爆発ギリギリまで危険な状態まで追い込まれ極限状態でも助け合うとこは、いいコンビだなと思ったし、いつ死ぬかもしれない中で信頼しあっているからこそ任務を達成できるんだ、そして爆弾は止められないけど任務を見守るリーダーもちゃんとサポートしているからこそ生きられるとこが、この作品の面白さを増してくれているからいい。
 2人ともスーツが似合っているし竹内涼真ファンにはたまらないシーンもおてんこ盛りなので、注目していただきたいですよ。

 私は謎の女「AYAKO」役のハン・ヒョジュは好きでしたねぇ。奇麗だし、アクション出来るし、勝てそうな人なら誰でも味方になるというまさにルパンでいうとこの峰不二子ポジションなんですよ。このキャラの行動によって物語が大きく動いていくんですわ。特に、日本にいる時のシーンは「いいっ!!」と思ってしまいました。ぜひ、注目していただきたい。

 次世代エネルギーの情報を手にするため、日本・韓国・中国様々な登場人物が出て情報争奪戦が繰り広げられるのがメインなのですが、途中で鷹野の過去の話が始まるのですが、前半はこれいらないなと思ってみていたんですが、どんどんとあっこれいるな!!と思っちゃうストーリー展開も注目していただきたい。

 物語の時系列としてはドラマを見てから映画を見るのをお勧めしたいですねぇ。
 ドラマ版も鷹野と田岡の最初の出会いやAN通信誕生の歴史が原作にないオリジナルストーリーと同時にうまく描かれているので、かなりおススメです。

 そして、もう一本続編を作ってもらえるとこのシリーズはしっくりかなり味が出る作品になると私は思うのでぜひ続編制作をお願いいたします。
ぐっさん

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