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太陽は動かないのYOKのレビュー・感想・評価

太陽は動かない(2020年製作の映画)
2.0
今度の竜也は心臓に爆弾が埋め込まれるらしいぞ!まじかよ、さすが達也だな!!!ってTwitterで話題になっていた記憶。


※こっから先、ストーリーと設定が全く理解できなかった私による「???」ばかりの感想


心臓に爆弾が…って時点でだいぶやばいじゃん?なんかやべえ組織(ヤのつくあれ)に埋め込まれた系か?と思ったらまさかの企業の方針?的なのが原因だった。私、ちょっとよく分かってない。

勝手に大規模な爆発を起こすのかと思っていたんだけど、序盤の序盤で市原隼人の心臓がバンするシーンがあり、思ったより小規模だった。周りを巻き込まない配慮になんとも日本人くささを感じてしまったり、しなかったり。

現代と過去とが交互に描かれているんだけど、切り変わるスパンが早いのとシームレスにしれっと変わるのでこんがらがった。もう少し現代パートと過去パートを分けてしっかりそれぞれを描いて欲しかったなあ。シンクロさせたいのは分かるけど、私は好きな手法じゃない。

あと若干、今どこで何してんねんってなった。恐らく藤原竜也と竹内涼真が中国系の何かを追っていて海外にいることはわかったんだけど、なぜわざわざ海外でロケを…?って感じ。俳優陣ほぼ全員アジア人だし、なぜ?原作に忠実なそれなんだろうか。

韓国はどう関係してるの?と思いきや、おそらくそれは過去軸でたぶん現代には関係なかった。過去にバチボコした韓国人と藤原竜也が現代でもバチボコしてたけど、蓄電池技術がどうのこうのに関係してるのは中国企業ってことで良かったんだろうか。あとなんか日本の教授。

過去編で「ここよりいい場所あるよな?」言うてたけど、あるで。東京来てみ、スタバもあるぞ?それからえーっと、えーっと、多摩川あるし、うーんと、うーんと、スカイツリーあるよ!!!

なんて言ってるうちに達也捕まってボコボコにされてた。何故?ってか、心臓のピコンピコンだいぶ薄いところに埋め込まれてるんだなって光の具合でわかったので、手前でナイフ等で取り出しては如何?って思った。(本末転倒)

竹内涼真が船のどっかで鎖巻き付けられてるシーン、一回去った藤原竜也が手ぶらで帰ってきたの笑ってしまった。タイタニックのローズですら斧持って帰ってきたってのに、いくらなんでも手で鎖は引きちぎれんて。

お金かかってそうだしテーマは壮大そうなんだけど、なぜだか緊張感がない。心臓に爆弾を抱えているっていうドキドキハラハラも無い。ってか、子どもを産業スパイに育てるってのはまだしも(?)、なぜ爆弾を…?ってそもそもの設定に疑問を持ってしまった。

え!?終わり!????解決したの!!???ってマジでイラついたエンドロール詐欺からの謎エンドに、この映画別に観なくても良かったのでは…って心から思ってしまった。

全く分からんかった、なにか解決したエンドだったんだろか…ううーんんんん。市原隼人の役どころ、死に損じゃね???
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