ホイットモア大統領

ゾンビランド:ダブルタップのホイットモア大統領のレビュー・感想・評価

4.1
相変わらずオープニングが(Columbia Picturesの紹介のところから)最高。

今回もスローモー演出 × Metallica、それも「Master Of Puppets」!をバックに、ホワイトハウスの庭で『ラ・ラ・ランド』を経たエマ・ストーンがグレネードランチャーをぶっ放すとか、これ以上何を望もうか?

てなわけで、やってることは前作と何ら変わらず。

そこに新キャラ、新ゾンビ、(前作以上の)映画ネタ、そして、コロンバスとウィチタ、タラハシーとリトルロックの愛の(?)行方を投入した、お手本的続編に仕上がってました。
アホキャラであるマディソンの憎みきれなさを筆頭に、前作のバランス感覚も健在。

ただ、主演3人はタイトル・インの前に名前が出てたのに、アビゲイル・ブレスリンだけ後に出ちゃったよ…。「And」も外れてた上、登場シーンまで少ないとは笑

あと、前作から10年も経ってるのにまだプロポーズしていないコロンバス。そりゃウィチタも心変わりして「俺にとってあの戦争は今でも続いている!」と、『ラ・ラ・ランボー』ばりに “怒りの脱出” してしまうわな…

脚本を担当したレット・リース&ポール・ワーニックのコンビは、他にも真田広之をエイリアンと戦わせたり、マイケル・ベイに好き放題させたり、俺の好きを熟知しているので、世界にドッペルゲンガーが3人いると言うけど、どちらかはきっとアメリカの俺なんだと思う。

本作でもウェズリー・スナイプスを茶化したり、ゾンビにニンジャやT-800(!)と名付けたり、中学ぐらいから精神年齢が成長してないんだろうなきっと(笑)しかし、オタクが2人もいるときのウィチタの顔ときたら笑

前作共々甲乙付けがたい出来でしたが、今回は劇場鑑賞できたので+0.1点献上。次回作のオープニングは「Blackend」か「One」でお願いします。