ましゅー

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語のましゅーのレビュー・感想・評価

4.0
シリーズ化してるかは定かではありませんが『ましゅーのなんでも観てみようシリーズ』、第…何弾なんでしょう?
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とにかく。
犯罪もない、銃も出てこない、格闘もカーアクションもない。

宇宙にも行かないし人体損壊もない、ましてや悪霊も悪魔もゾンビも出てこない、胸糞要素などもひとつもない、真っ当な人間ドラマも、たまには観ます。
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いや。いい大人なんだから夢物語みたいなものばかりでなく、地に足を付けた、人生そのものを描くような作品だってごくたまには観たくなるんです。
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それより何より、皆さんの絶賛のpostの数々ももちろん気になってましたし、自分自身 劇場等々で予告編を見て心動かされていたのが、一番の原動力かも知れません。
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ちなみに私、若草物語というものに全く触れたことがありません。昔アニメの名作劇場で取り上げられてたかなぁという朧気な記憶だったり、一般教養として四姉妹が出てくるお話であるという認識程度(そんなばっくりした捉え方で一般教養?と蔑んだ目で見ないで😂)です。
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そんな私が、金曜の会社帰りに観た本作の感想です。(シネコンでの公開時間もついに20時以降も解禁になりましたね。お陰で帰りに観ることが出来ました😊)
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率直に言いましょう。
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『面白い』のひとこと❗
何故もっと早く観なかったのか?
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途中から鳥肌を抑えられなかったのは、梅雨寒のせいでは決してありません。断言できます。
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抑えた感情、その逆に迸る感情。
喜び。可笑しさ。哀しさ。怒り。寂しさ。
親子の愛。姉妹の愛。家族の愛。隣人の愛。男女の愛。

全てが詰まっています。
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人と人とが関わり合うって、支え合うって、夢を追い続けるって、しかもそれが叶うことって、こんなにも喜ばしく、美しく、そして希望に満ち溢れたものなのか。
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恋も愛もいいでしょう。後ろも振り向かず一人で夢に没頭するのもいいでしょう。
でも人間として産まれたからには、やはり人との関わりの中で(家族であれ、他人であれ)こそ幸せを実感したいものです。
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夢を追い求めた次女のジョーが、愛する妹との永遠の別れ・生涯の伴侶になるかも知れなかった相手を失った寂しさ・本当に愛する者は、でも、近くにいると気づいた事。それらを経験した上で夢が形になった、あの瞬間の笑顔は、長らく記憶に留まることでしょう。
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うん。本当に観て良かったです😊
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(以下 公式サイトより抜粋)

世界的大ベストセラー「若草物語」。

著者ルイーザ・メイ・オルコットが、自身の家族をモチーフに書き上げた自叙伝的小説。19世紀、アメリカのマサチューセッツ州を舞台に、四姉妹が自分らしく、それぞれの人生を駆け抜けて行く一。
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ジョーはマーチ家の個性豊かな四姉妹の次女。情熱家で、自分を曲げられないため周りとぶつかりながら、小説家を目指して執筆に励む日々。

控えめで美しい姉メグを慕い、姉には女優の才能があると信じるが、メグが望むのは幸せな結婚だ。また心優しい妹ベスを我が子のように溺愛するも、彼女が立ち向かうのは、病という大きな壁。そしてジョーとケンカの絶えない妹エイミーは、彼女の信じる形で、家族の幸せを追い求めていた。
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共に夢を追い、輝かしい少女時代を過ごした 4人。そして大人になるにつれ向き合う現実 は、時に厳しく、それぞれの物語を生み出していく。

小説家になることが全てだったジョーが、幼馴染のローリーのプロポーズを断ることで、孤独の意味を知ったように一。自分らしく生きることを願う4人の選択と決意が描く、4つの物語。
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