良かったー。なんかずっとうっすら泣いてた。ポロポロ泣くんじゃなく、ずーっとうっすら。
こういう話を感情的に描いたらきっと陳腐な話になってしまう。それをこういう感じに描かれると彼らの気持ちがスーッと胸に迫ってきて、泣かせようとなんてしてないけど涙が出てきてしまう。そういう作品にはなかなか出会えない。
24歳の男の子(私にとっては)なんて、まだ大概のことがわかってない(一方的な思い込み。すみません)。でも彼はいい奴です、ホント。子育てもきっと出来る。こういう子は。
生きてると突然、意味のわからない出来事が降りかかってくることがある。それを乗り越えることの難しさは私たちも今経験してて少しは分かったりする。本当の強さを身につけたいと思う今日この頃だけど、こんなふうに自然体に進んでくんでいいんだって観ながら思ってました。抗わず、時々は何かを決めて、人には優しく、そうやってちょっとずつ頑張っていけば何とかなる。そんな気持ちにさせてもらった。
いい時にいい映画観れたって思いました。私も頑張ろう、あんまり思い詰めずに。そして何かの時には誰かの力にちゃんとなれる人になろうと思いました。