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アストラル・アブノーマル鈴木さんのsingerのレビュー・感想・評価

3.0
松本穂香さん。
これは、もしかして運命なのでしょうか・・・?
というのも、ここ最近観た2作品に、彼女が出演してて、
「あの頃、君を追いかけた」では、齋藤飛鳥に。
「名前」では、駒井蓮に。
どちらも、主役の娘の存在感が強すぎて、
印象が消され気味だったのを見て、いつか主演作を見てみたいと言ってた矢先に、
この主演作がレンタル屋の棚に並んでるのをを見て、
「じゃあ、やっぱりこれは観ておかないと!」と、運命を感じて観てみた次第です。

結果。

いや、違う、違う。
そうじゃなくて。
自分の観たい松本穂香は、こんなんじゃなくて、
や、もうちょっとカワイくて、清楚で可憐な感じっていうか。
その綺麗な瞳で、オジサンたちのハートを射抜いて欲しいっていうか。
そういう役柄を期待してたのに、眼帯とか、オフビートなYouTuberとか、
そんな際物を求めていたわけじゃないんだけどなぁ。

と、思いつつ見てたんですけど、
意外と声出して笑える位、シュールなシーンも結構あって、楽しかったです。
松本穂香も、求めてたものとは全然違ってたけど、
多分、この先、こういう役柄は見れなくなってくんじゃないかと、
それぐらい、ローギア目一杯な所が見れて、それはそれで、いいものを見せて貰ったなと。
で、やっぱり女優なんだなぁと、その演技力の確かな部分は、
しっかりと印象付けられたので、
次の主演作も楽しみにしたいと思いました。

後、なんとなく森川葵の「おんなのこきらい」に位置関係が似てるような印象もあって、あの作品の森川葵とふぇのたすのような音楽との繋がりが、
この作品での、松本穂香と谷のばらに重なったりもしました。
実際、今作の挿入歌、「私だけが知っている」には、
元ふぇのたすのヤマモトショウがプロデュースに関わってるようで、
その辺も含めて、なんか似た所を感じたりもしましたね。
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