タスマニア

テッド・バンディのタスマニアのレビュー・感想・評価

テッド・バンディ(2019年製作の映画)
3.0
2021年64本目。

シリアルキラーを題材にした映画だけど
虐殺や事件そのものをメインに描くわけではなく、むしろ「ラブロマンスなのでは?」と思わせるようなアプローチが面白い。

「愛した(信じた)人は殺人犯なのか?」という「怒り」「楽園」「有罪」「影裏」といった映画の感覚に近いかもしれない。

冒頭の出会いのシーンとかは「ハイスクールミュージカル」のときのザックエフロンで、"Start of something new" を歌い出しそうな感じ。
甘いマスクで甘い言葉を投げかけて、「何かが始まるかも」ってやかましいわってなった笑

テッド・バンティというシリアルキラー界のカリスマを描くアプローチでこのような方法を選べてしまうのはやっぱり事実そのものが話題に事欠かないからだなーってエンドロールの実際の映像を見ていて思った。

世の女性は彼のファンになり彼の無実を本当に信じていたし
テッドは自分のことを自分で弁護していた。
インタビューにも悪びれた様子もなく少年のような表情で答えていたし、最後の裁判長の言葉だって。。。
すごく実際の出来事に忠実だったのだな。

ザック・エフロン相変わらず格好いい。
リリー・コリンズはあまり知らなかったけど、意外にこの人出演している映画見ていた。
そして、オスメントさん出てる笑
タスマニア

タスマニア