前評判の高さから気になり、鑑賞。
自殺願望をもった女子高生・鹿野と、つまらない学校生活にあきれている男子高校生・小阪。
ある日を境に共に過ごすことになった2人と同じ高校に通う2組の高校生たち、彼らのありふれた日常を描く青春群像劇。
期待値が上がっていたこと、序盤でラストに気づいてしまったことというのもあるのですが、なんといっても登場人物を好きになれず、ハマれなかったのが本当に悔しい。
もう、これは自分の人生経験の浅さに問題があると思うんですが、なんやかんやで全員幸せ者に感じてしまって、どこかで嫉妬に近い感情を持ってしまったのかもしれないです。なんか、すいません。
あと、これは『君の膵臓をたべたい』の時にも感じたのですが、観客のリアクションと自分の感情が乖離してしまうと、より一層、その差が広がってしまうということが、時々あって...。
ハマった映画の時はスクリーンに入りこむ勢いで魅入ってしまうのですが、本作の場合は終盤に差し掛かるにつれ、どんどんスクリーンとの距離が離れていく感覚を味わいました。
上手く言語化することが出来なくて、本当に歯痒いんですが、また、気持ちが落ち着いたら、観たいと思います。泣