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お嬢ちゃんのkazu1961のレビュー・感想・評価

お嬢ちゃん(2018年製作の映画)
3.8
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-244
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋とにかく萩原みのり=みのりのための作品ですね。彼女の心の鬱屈だけを130分追いかけたドラマ。これはこれで新鮮で面白く、萩原みのりの終始不機嫌な演技に魅入ってしまいます。

🖋 アルコールに溺れた挙句酷いことをして死んだ父親を今も恨み、とっても美人なので、自分の美しさにつけ込もうとする男や女友達に絶望し、さらに理不尽な言動には毅然と対する、その鬱屈した心の叫びがその表情や態度から伝わってくるのが素晴らしい。またみのりの周りの無関係にも感じる男たちや女たちの行動ぐだぐだと描いているのも計算された演出だと思うとやはりこれまた素晴らしい。

🖋本作、二ノ宮隆太郎が、鎌倉を舞台に一人の21歳の女性の生き方を描く青春ドラマ。鎌倉でお婆ちゃんと暮らす21歳のみのりは甘味処でアルバイトをしている。彼女は男たちに絶対に屈しない。。。出演は萩原みのり。『カメラを止めるな!』などを輩出したENBUゼミナール主催のシネマプロジェクト第8弾となる作品です。

😌Story:(参考: Movie Walker)
海辺の町、鎌倉でお婆ちゃんと二人で暮らしている21歳のみのり(萩原みのり)は、観光客が立ち寄る小さな甘味処でアルバイトをしている。日々の生活のなかで出会う男たちに決して屈しない彼女は、大男にも平気でケンカを売り、持論を投げつける。誰にも媚びない、甘えない彼女だったが、親友の理恵子と未来を想像したとき、現実と向き合っていなかったことに気づく。

🔸Database🔸
・邦題 :『お嬢ちゃん』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 2018
・日本公開 : 2019/09/18
・上映時間 : 130分
・受賞 : ※※※
・監督 : 二ノ宮隆太郎
・脚本 : 二ノ宮隆太郎
・原作 : ※※※
・撮影 : 四宮秀俊
・音楽 : 根本飛鳥
・出演 : 萩原みのり、土手理恵子、岬ミレホ、結城さなえ、廣瀬祐樹

🔸Overview (参考:映画. com )🔸
大ヒット作「カメラを止めるな!」を生み出した映画専門学校「ENBUゼミナール」のワークショップ「シネマプロジェクト」の第8弾で製作された2作品のうちの1作。俳優として活動するかたわら映画監督として作品を手がけ、劇場デビュー作「枝葉のこと」が第70回ロカルノ国際映画祭のコンペティション部門に出品されるなど、国内外で注目される新鋭・二ノ宮隆太郎が、夏の鎌倉を舞台に、ひとりの若い女性の生き方を描いた。鎌倉に暮らす21歳の女性みのりは、観光客が立ち寄る小さな甘味処でアルバイトをしながら生活していた。一見普通の女性に見えるみのりだが、実は彼女は普通ではなく……。
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