死体が消えた夜のイライライジャのレビュー・感想・評価

スペイン映画『ロストボディ』の韓国リメイク。『ロストボディ』は5〜6年前のシッチェス映画祭当たり枠だった記憶はあるが、細かく覚えてなかったから普通に結末にびっくりした。
妻を殺した夫、消えた妻の遺体。
実は妻が生きているのか？
真犯人がいるのか？
読めない展開と、時折襲うホラー的演出にドキッとする。
韓国版のほうがアッサリした印象だが、どちらも面白い。

これ、加害者は忘れて生きてるけど被害者は一生忘れることなく苦しんで生きる、という当たり前のことを描いている。
スッキリしない虚無の感情が襲う。

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