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ブルーアワーにぶっ飛ばすのchidorianのレビュー・感想・評価

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)
2.0
東京じゃないけど都会で生まれて育った身としてはむしろ田舎は憧れの対象だったので、こういうコンプレックスを心底理解することはできないのかもしれない。同じように都会に対する憧れも、肩肘張った緊張感もないから、主人公にはほぼ共感できなかった。
でも、共感できなかった理由はたぶん別にある。だって映画の中に自分と出自の違う人間なんて五万と出てくるけど、ギャングや宇宙人にさえ共感するもんね。何だろう。年齢とか性別の違いだとは思いたくない。常識とか倫理観とか、生きる土台の部分が何か違うのかもしれない。
そんなこんなで、モヤモヤしたまま観終わってしまった。
あと、シム・ウンギョンを日本人の設定で出演させるのはどうなんだろう。日本語頑張ってる感じがどうしても拭えなくて。イギリス人がロシア人役やっても全然気にならないんだけど。
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