内容を一切知らずに一緒に鑑賞した妻が、映画館を出て一言。
「これって、ノンフィクション?フィクション?だから、何なの?学校誘致の理由が極端すぎてありえないでしょ?」と。そして、「これって、もりかけのこと?」と。
私自身は、予告で原作者がどんな人で、どんな内容かをなんとなく知っていたので、映画を楽しむというより確認のために鑑賞。鑑賞して思ったことは、あまりに偏っているし、映画の中の記者は取材ソースがインターネットだったり、現場に足を運んでいる様子がなかったりで、記者たちの取材の臨場感も全然感じられないし、映画全体も重厚感がない。
それでも、松坂桃李クン、本田翼サン、田中哲司サン、北村有起哉サン、西田尚美サン、高橋和也サン、俳優陣はよかった。ただし、女性記者吉岡を演じたシム・ウンギョンさんを除いて。なぜ、たどたどしい日本語を話す、彼女でなきゃいけないのか?理由不明。
この映画については、残念ながら、初スコアレス。
「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」の取材ソースの確実性とも、到底比較できないものだった。
この映画のせいで、以前観た、内容の重厚さや、デンゼル・ワシントンやジュリアロバーツの演技が素晴らしかった「ペリカン文書」を鑑賞したくなって、映画を観た帰りにTSUTAYAでレンタルすることにした。
【追加のレビュー】
外の方のスコアに“5”が異常に多いことに違和感を感じている。