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轢き逃げ -最高の最悪な日-のkazu1961のレビュー・感想・評価

3.6
▪️Title :「轢き逃げ 最高の最悪な日」
Original Title :※※※
▪️Release Date:2019/05/10
▪️Production Country:日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-281
▪️My Review
レビューでは結構酷評されていますね。私は神戸出身のため全編神戸ロケということで鑑賞しました。
私は二つの意味で、良作ではないかと思いました。
一つ目は、「映画監督 水谷豊」の世界観。日本映画初の「ドルビーシネマ」対応で、臨場感溢れる生々しい世界観と徹頭徹尾オリジナルな「語り口」のコントラストで先の読めないミステリアスな物語をそれぞれの人の心を浮き彫りにして見事に描いています。
二つ目は、ストーリーテリング。とにかく入り口と出口が全く違うのに衝撃を受けました。轢き逃げ事件に端を発した重厚な人間ドラマ、おもわずえっ!となる真相、それらを2時間に凝縮してるのも見事です。
そして、ラストシーンも素晴らしく檀ふみの聖母のような微笑みを見ながら救われたような気になりました。
良作だとわたしは思います。

主な神戸ロケ地
・レストラン ジャンカルド
・北野天満神社
・CinemaKOBE
・神戸大橋
・神戸ポートピアホテル
・神戸おとぎの国
・アジュール舞子
・カフェ UNICORN
・元町高架下商店街
・南京町
・東遊園地
・小磯記念美術館
その他

▪️Overview
「相棒」シリーズでおなじみの俳優・水谷豊の長編映画監督第2作。水谷による完全オリジナル脚本で、ひき逃げ事件の加害者、被害者の両親、事件を追う刑事たちの人生が複雑に絡み合い、彼らが心の奥底に抱える何かを浮き彫りにしていくさまを描き出す。監督の水谷はひき逃げで命を落とした女性の父・光央も演じる。事件の加害者となる秀一役は特撮ドラマ「牙狼 GARO 魔戒ノ花」の中山麻聖、親友の輝役を「カナリア」は石田法嗣。そのほか小林涼子、毎熊克哉、檀ふみ、岸部一徳らが出演。(映画com参照)
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