もりりた

天気の子のもりりたのレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
3.0
この衝動について来れるか‼️


田舎から上京した出てきた帆高
宿代わりにしていたバーガーショップで
出会った店員の少女 陽菜
街中偶然出会った彼女を救ったきっかけで
二人は仲を深めていく
天気に関する彼女の能力を使って始めた仕事
人々に感謝されることに喜びを感じていた
しかし過去の行動から追われる身になる帆高
追い詰められる彼らを反映するよう続く雨
帆高の恩人である須賀や夏美
彼らを案じその背景を調査して掴んだ事実
陽菜と帆高の運命を大きく変える


ギャップ大きい⚡️

二人の出会いや仲を深めていく過程
今時そんなイージーな展開あるかな?
現実との乖離や白々しさを感じ😅

天気絡みの話 背景は薄め
当事者の葛藤は伝わり辛い

衝動に突き動かされ続ける行動
巻き込まれる周囲や一変した状況ともかく
彼らが主軸で語られるメッセージに
いかに共感できるか?

自分には合わなかった💦


若さ故の危うさ

衝動のオンパレード💫
想う気持ちはそれ程だったとしても

危険なものを所持したりそれを使ったり
そんな場所に入ったり…
ストーリーの緊張感が
そのような危うさによるもの🌀

夜の街に吸い込まれる 逃走劇を笑い飛ばす
若さゆえの推進力を感じる一方で
あまりに短絡的すぎるという印象も

周囲の脇の甘さも非現実感を強調
飛び道具的なシーン以外の
本筋でメリハリを感じたかった🤔


フック弱め👊

抱えている重さがよく伝わらない
家に帰りたくない、
助けたい、一緒にいたい…

肝心の天気関連についても
こうでしたと取ってつけた設定
それ以上は深掘りされず
その責任の重さは分かりにくい

須賀さんが突き動かされるシーン
背景にあるはずの膨らんだ鬱憤が
イマイチ伝わらず共感に欠けたり

色々と巻き込んだ動機がフラフラ
行動の裏にある
メッセージに焦点が当たらなかった


綺麗な色🌈

それでも目を引く要素は
前作品に引き続きの独特の色彩

雨、水を味気ないモノにせず
彩りを加えたカラフルな表現
色造りへのこだわりを感じる✨

夏のイベントを俯瞰したアングル
綺麗さに迫力が相まってスゴい映像😳

後半の様相が一変した風景も
猛烈なインパクトありました


テイストは合わなかったが
年齢層によって見方は変わってくるかも

主人公と同年代の感想も聞いてみたい🙇‍♂️
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