たけちゃん

クロースのたけちゃんのレビュー・感想・評価

クロース(2019年製作の映画)
4.2
本当に欲のない行いは、人の心を動かす!


セルジオ・パブロス監督 2019年製作
声優 内山昂輝、玄田哲章


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、12月26日は「ボクシング・デー」です。
ボクシング・デーって、クリスマスの翌日に、教会が寄付で集められたボックス(箱)を開けたり、使用人に休みをあげるなどが行われるそうです。
また、クリスマスにカードを配ってくれた郵便配達員に労いの意味を込めて、箱入りのプレゼントをあげるんだそうですよ。素敵な風習。

そんな「ボクシング・デー」に選んだ映画は?
これもネトフリオリジナル映画で、クリスマス映画の「クロース」を紹介します!






さて、映画です。
わぁ、すごくいい話だった~\(^o^)/
これこそクリスマス・スピリット。
こんなお話、大好きですよ(ˆωˆ )フフフ…
本当に分かち合えました!


主人公は郵便配達員のジェスパーとおもちゃ職人クロース。今日の「ボクシング・デー」にもピッタリ。

裕福な郵便局長の家庭に生まれ、贅沢三昧の暮らしをしていたジェスパーに対し、父親が将来を心配し試練を与える。
そうして着いたのがスミレンズブルク。
そこはふたつの家が、街を二分して争っていた。
そこで出会ったのがおもちゃ職人のクロース。
ある理由から人里を離れた山で暮らしていた。
ふとしたことから出会う2人。そして、2人が始めた行動が街の人たちを変えていくことに……。


というわけで、どうしてサンタクロースが生まれたのか?というオリジンストーリーになっており、サンタの様々なエピソード(噂?)が織り込まれたとても素敵なお話でしたよ。
「サンタクロースは本当にいるの?」と訝る子供はもちろん、大人も楽しめる内容でした( ˘ ˘ )ウンウン
やるなあネトフリ( •̀ω•́ )و✧





そして、音ネタ💩ウンチクンですよ~。

エンドロールで使われたのは、ザラ・ラーソンの「Invisible」です。映画オリジナルでしょうか。
この曲、いいんですよね~。
しっとりとして、胸に迫ります。
ちょっと掠れたような声が好きなんですよね~。

ザラ・ラーソンはスウェーデン出身のシンガーで、まだ22歳の才女。
なんと、わずか10歳でスウェーデンのオーディション番組で優勝。国内では15歳でデビューします。
2015年、18歳で世界デビュー。

僕は彼女をクリーン・バンディットの「シンフォニー」で知りましたよね。あの曲でコラボして歌っていたのがザラ・ラーソンです。他にもデヴィット・ゲッタの曲で客演するなどキャリアを直実に築いてきました。

エンドロールで気に入ったなら、ぜひ、ザラ・ラーソンのアルバムも聴いてみてくださいね(ˆωˆ )フフフ…