冒頭より現れる「わからない」の連続が、ただならぬ映画の展開を想像させてくれる。
20分間の出来事、それを「3ラウンド」に渡って描いている映画。
真っ赤な髪の女の子ローラがただただ走る、走る。
ほんの些細なことで、運命がコロコロ変わる。それを感じさせる独特の演出が凄く楽しい!
人と人とは実は複雑に関わり合っていて、自分が何者でどんな運命を今後辿っていくかどうかなんて考えても分からないんだろう。
できることは、ただ突き進むのみ!
言葉にはできないけど、何か大きな力を与えてくれるような魅力的な映画だった。