SAVE

アスのSAVEのネタバレレビュー・内容・結末

アス(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

「ゲットアウト」のジョーダン・ピール監督の次作と聞いて気になっていたものの、地元で劇場公開しなかったのでレンタル開始を待っていた映画。
ようやく観た感想としては、冒頭の段階である程度オチが読めてしまったので、前作ほどの衝撃はちょっと無かったかも。

にしても、不安や恐怖を煽る間の演出がこの監督は本当に上手い。家の前になにをするでもなく、人影がただ立ってるだけでこんなに恐ろしいたは…。
前作では「人種差別」をテーマに描いていたが、今作は「格差社会」?生まれを理由に生き方を決定づけられる様子は前作のテーマにも繋がるようにも思う。「アス」というタイトルは「私たち」と「US(アメリカ)」の二重の意味を持っていて、今作では2という数もキーワードとなってるんだろうな、という演出や小道具もちらほら。2枚の刃がある刃物であるハサミ、デジタル時計の11:11…など。前作でも牡鹿などメッセージ性の込められた小道具がたくさん出てきてたので、それらを探しながら観る楽しさがあるのもこの監督の映画の良いところ。

次作の予定はもうあるのかな?次は是非私の地元の映画館でもやってください
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