<後半はやはり意味不明>
※原作プレイ済み
※映画も第二章まで観てる
うーん、個人的には微妙。
1.良かったところ
やっぱり戦闘シーンでしょう。セイバーオルタとライダーの激しすぎるアクションは凄まじく良かった。
洞窟の中で縦横無尽に飛び回る、圧倒的な強さを持つセイバーオルタを翻弄しながら勝機を探るライダー、この駆け引きは映画館で見るべき迫力満点のシーンでした。
でも多分この映画の見どころはここだけ。
聖杯付近のおどろおどろしい描写や桜の狂ったかのような演技も素晴らしかったけどね。
2.微妙なところ
最後の戦闘に至るまでの理由やエピローグの唐突さ、なんでいるの!?的な説明不足感は否めません。
ゲームもプレイ済みですが、それでも内容が端折られ過ぎていて理解できません。
個人的に見たかったゲームでも出てきたシーンがことごとく端折られていたのも残念でした。凛があんな事になるシーンとか、身体がどんどんおかしくなる桜の描写などなどもうちょっと丁寧に見たかった。
なので個人的には四章構成にしてもっと丁寧に原作を踏まえた内容にしてほしかった。
3.それでも見たい人へ
この作品は原作であるゲームの桜ルート。セイバールートや凛ルートとは大きく異なる闇しか出てこない陰湿な内容。
でも、それが面白い。15年前くらいにゲームでプレイしながら意味不明だなぁ、難しいなぁと文句言いながら、それでも楽しかったことを今でも覚えてます。
そう、面白いんですよ、映画自体は微妙でしたが。ただ、ゲームなどの多少前知識が無いと楽しめないかもしれません。
なのでもしこれから見に行こうと考えておられるなら、ゲームは難しいと思うのでせめて第一章、第二章をもう一度見てから映画館へ行くことをオススメします。