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ゴーストランドの惨劇のkazu1961のレビュー・感想・評価

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)
4.0
▪️Title :「ゴーストランドの惨劇」
Original Title :「Incident in a Ghostland」
▪️Release Date:2019/08/09
▪️Production Country: フランス・カナダ合作
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2020-063
▪️My Review
本作、かなり質の良いホラーですよね!!91分間グイグイ、テンポの良い展開で引きずり込まれました。
「マーターズ」など残虐描写で有名な鬼才パスカル・ロジェが6年ぶりの作品!今回も女性が襲われるシーン満載です。。。
姉と妹。過去と未来。事実と虚構。全ての“対比”にかなり多くの伏線と罠が張り巡らされています。ほんと観ていて翻弄された感じがありますね。この巧みな構成と演出、絶妙なストーリテリングには脱帽します。私も見事に罠にハマりました(笑)。
特に事実と虚構の世界の対比が絶妙です。
それとカット割、カメラワークでかなりドッキリさせられるシーンが多く、これぞホラーの醍醐味って感じですね。なによりキャンディトラックの2人が不気味すぎます!!
人形の恐怖、閉所恐怖、サイコ、残忍なミソジニー、苦痛の恐怖をブレンドさせた凄技、これぞトリッキーでバイオレントな真のホラー映画でしょうね!!
久々に怖かった!!ただし、痛い描写もあるので苦手な方は気をつけてください。

▪️Overview
「マーターズ」の鬼才パスカル・ロジェが6年ぶりにメガホンをとり、絶望的な惨劇に巻き込まれた姉妹の運命を、全編に伏線と罠を張り巡らせながら描いたホラー。人里離れた叔母の家を相続し、そこへ移り住むことになったシングルマザーのポリーンと双子の娘。奔放で現代的な姉ベラとラブクラフトを崇拝する内向的な妹ベスは、双子でありながら正反対の性格だった。新居へ越してきた日の夜、2人の暴漢が家に押し入ってくる。母は娘たちを守るため必死に反撃し、姉妹の目の前で暴漢たちをメッタ刺しにしてしまう。事件から16年後、ベスは小説家として成功したが、ベラは精神を病んで現在もあの家で母と暮らしていた。久々に実家に帰って来たベスに対し、地下室に閉じこもるベラは衝撃の言葉をつぶやく。出演はテレビドラマ「ティーン・ウルフ」のクリスタル・リード、「ブリムストーン」のエミリア・ジョーンズ。(引用:映画.com)
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