世界中が突然停電になり、ビートルズのいない世界線が爆誕。
主人公だけは、ビートルズの記憶をそのままに、その世界へ放り出される。
果たして、ビートルズの名曲を武器に、無双する主人公。。
でもやっぱり、自分の才能ではないのに、富も名声も簡単に手にしてしまうことに罪悪感を感じて、悩んで悩んで・・
という、お話。
ストーリーは単純だし、世界観は強引で無茶苦茶なところがあるのだが、ビートルズの名曲が散りばめられているお陰で、素敵な映画になってしまう。
特定の世代の皆様には、初めてビートルズに触れたときの衝撃など、様々な思い出が蘇るだろう。それだけでもこの映画は価値がある。
ビートルズを知らない世代の皆様にとっては、CMソングのオンパレード、ってところなのだろうか??
今の行きつけのバーは、いつでもビートルズを流している。
壁にビートルズが飾ってあるわけでもないし、店長がファン、というわけでもない。本当に理由がないんですと。
ただただ、さり気なく静かにビートルズを流している。
・・・自分にとってのビートルズって、思い出云々よりも、単純に飲みに出かけたくなる曲ばかりなのでした。
あ、オブラディ・オブラダだ。今思い出した。
大学時代、当時のバイト仲間でカラオケに行き、「ミス・札幌」の先輩が、ノリノリで歌ってた。
あのとき、この曲を聴いたのは初めてだったけど、一緒になって歌ったんだった。
で、、こんなキレイで可愛くて楽しい女性っているんだなーって。。めっちゃ憧れてたー。。
大学デビューの自分にとっては、歌い終わってハグされたのが、刺激鬼強すぎて簡単にテンパってた笑
これを思い出させてくれただけでも、大いに価値のある映画だった!