フリークライミングの映画。ノンフィクション。
エルキャピタンという、攻略が難しい岩を、命綱なしで登攀しようとする。恋人は登ってほしくなさそうにするが、主人公は登ると心に決めていた。「恋人は人生において、幸せを望む。僕は挑戦を望む、価値観が合わない」というようなことを言っていた。
主人公は用意周到にエルキャピタン登攀の準備をしており、周りからは信頼されていた。
エルキャピタンを登っている時、とても難しそうなスラブ壁があった、極小の突起に足を乗せ、掴む場所もほとんどなく、ヤモリのようによじ登っていく。足を滑らせれば終わりだ。
他にも、長くて巨大なクラックがあるルートがあった。クラックに体をねじ込み、体を突っ張りながら、ゆっくりと登っていく。あれは体の張力を最大限に使わなければならず、普通ならすぐ疲労してしまう。体の緊張を緩めた瞬間に落ちる。
他にも核心が大量にあって、恐ろしいルートだと感じた。本当にフリークライミングに命を賭けているんだなと。
無事登り終えた後の、恋人との安堵の共有に感動した。
あと、主人公がビーストメーカーを使っており、親近感を感じた。
