kazu1961

スキャンダルのkazu1961のレビュー・感想・評価

スキャンダル(2019年製作の映画)
3.8
▪️JP Title :「スキャンダル」
Original:「Bombshell」
▪️First Release Year : 2019
▪️JP Release Date : 2020/02/21
▪️Production Country : カナダ・アメリカ
🏆Main Awards : 第92回アカデミー賞
メイクアップ&ヘアスタイリング賞
▪️Appreciation Record : 2020-560
🕰Running Time : 109分
▪️Director : ジェイ・ローチ
▪️Writer : チャールズ・ランドルフ
▪️Music D : セオドア・シャピロ
▪️Cast. : シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビー
▪️My Review
やっぱりアメリカは凄いですね!なんせ事件からわずか3年、実名で再現しきった製作陣の熱意に脱帽です。実話をもとに告発映画をつくるアメリカ映画の底力を再認識ですね。
大統領選挙に絶大な影響を持つフォックスニュース。アメリカの分断を助長させたと言われていますがそのテレビ局のトップの権力のハラスメントを許さないという気概が並々ならぬ覚悟で迫ってきます。
そして、3人の有名女優が有無を言わせぬ眼力と美しさでリアリティのある素晴らしい演技を見せてくれます。特にシャーリーズ・セロン自らがプロデューサーに名乗りを上げ、メーガン・ケリーを演じ、素晴らしい演技と絶賛されています。有名女優3人が特殊メイクで全然別の有名人になりきった勇気に敬意を表したいですね。

物語は。。。
2016年、アメリカニュース放送局で視聴率NO.1を誇る「FOXニュース」に激震が走りました。クビを言い渡されたベテランキャスターのグレッチェン・カールソンが、TV業界の帝王と崇められるCEOのロジャー・エイルズを告発したのです。騒然とする局内。看板番組を背負う売れっ子キャスターのメーガン・ケリーは、自身の成功までの過程を振り返り心中穏やかではなくなっていました。一方、メインキャスターの座を狙う貪欲な若手のケイラは、ロジャーに直談判するための機会を得て。。。

実在のスキャンダルを描いた本作、この事件を葬ってはならないと決意した『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のアカデミー賞受賞脚本家がシナリオを書き上げ、シャーリーズ・セロンがプロデューサーに名乗りを上げ映画化が実現しました。シャーリーズ自らがメーガン・ケリーを演じ、アカデミー賞に輝いた『モンスター』を超える演技と絶賛されています。グレッチェン・カールソンには、アカデミー賞女優のニコール・キッドマン。ケイラ・ポスピシルには、アカデミー賞にノミネートされた今旬女優のマーゴット・ロビー。その驚異の再現度を実現させたのは、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でアカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を日本人として初めて受賞したカズ・ヒロ(辻一弘)。今のハリウッドを背負う3大女優が、それぞれ立場も年代も違う女たちの、華麗なる戦いと逆転劇を鮮やかに体現した凄い作品です。

原題『英: Bombshell』は、爆弾、衝撃ニュースのほか、セックスシンボルを意味する言葉となっているんですね!!

▪️Overview
2016年にアメリカで実際に起こった女性キャスターへのセクハラ騒動をシャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーの豪華共演で映画化。アメリカで視聴率ナンバーワンを誇るテレビ局FOXニュースの元・人気キャスターのグレッチェン・カールソンが、CEOのロジャー・エイルズを提訴した。人気キャスターによるテレビ界の帝王へのスキャンダラスなニュースに、全世界のメディア界に激震が走った。FOXニュースの看板番組を担当するキャスターのメーガン・ケリーは、自身がその地位に上り詰めるまでの過去を思い返し、平静ではいられなくなっていた。そんな中、メインキャスターの座のチャンスを虎視眈々と狙う若手のケイラに、ロジャーと直接対面するチャンスがめぐってくるが……。ケリー役をセロン、カールソン役をキッドマン、ケイラ役をロビーが、ロジャー・エイルズ役をジョン・リスゴーが演じる。監督は「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」のジェイ・ローチ、脚本は「マネー・ショート 華麗なる大逆転」でアカデミー賞を受賞したチャールズ・ランドルフ。シャーリーズ・セロンの特殊メイクを、「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」でアカデミー賞を受賞したカズ・ヒロ(辻一弘)が担当し、今作でもアカデミー賞のメイクアップ&スタイリング賞を受賞した。(引用:映画. com)
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