恥と外聞

ラストナイト・イン・ソーホーの恥と外聞のレビュー・感想・評価

3.0
ダイアナ・リグの出演作リストを見たのは本作の鑑賞後だったんだけど、これはまずったな。。
つまりストーリーの起伏としてはほぼ出オチだったわけだ。

まぁいいや。
本質はたぶんそこじゃない。

「頭が変」て思われるのは事実なのかもしれないけど、それは別にその人個人のせいでもなんでもなくて、人はストレスで変わってしまうものだよね...。

何か少し"怖いもの"をカジュアルに描き過ぎなんじゃないかとも一瞬思ったけど、でも怖いものなんていつでもそこらへんに転がってるもんでさ、普段の僕らはオトナになって強くなれたのか、はたまたその恐怖に気付かないフリをしているだけなのか。

ハッキリ言って最後までなーんにも解決はせず、救いもなく、映画的な暴力装置でブン殴ってなんとかやり込めた感は否めない。
現実的に「うまく付き合ってく」ってことも含めちょっと辛くなってしまうお話だった。