これは、千葉雄大さんや白石麻衣さんの映画でなく、主役は成田凌さんの映画ですね。
成田凌さんは、前回の「スマホを落としただけなのに」、「ビブリア古書堂の事件手帖」でもそうだったけど、知的な変質者の役がピッタリ過ぎて、というかうますぎて、「普段もそうじゃないの?」っていう感じにさせる。
成田凌さんが出演する「弥生、三月-君を愛した30年-」も観たい映画にピックしているのだけれど、役のギャップに、もしかしたら映画に入り込めないかもと危惧している。
旬な俳優さんなので、たくさんのオファーがあるのかもしれないけれど、「役にギャップがあるときは、もう少し間隔を空けてくれると良いのになぁ」と勝手に思っている。
映画は、テンポ、スリル感があって面白かったし、ちょっと普段のスマホの使い方に警鐘を鳴らされた感じ。
井浦新さんの役柄も、謎めいていて緊張感を持たせて、最後、「そういうことか」という展開で良かった。
前回に続き、ストーリー、テンポ、緊張感が良くて楽しめた映画だった。