このレビューはネタバレを含みます
「悲喜劇」
132分の尺も何のその
・キム家
父 ギテク、母 チュンスク、息子 ギウ、娘 ギジョン
・パク家
父 ドンイク、母 ヨンギョ、娘 ダヘ、息子 ダソン
・格差社会、不条理、積み重なった苛立ち、綻び
・(パク夫妻の)言葉の端々に感じる蔑み
・(オブラートに包んではいるが)びしびしと伝わってくるテーマ
前半と後半でキム一家に対する見方、感情がこんなにも変えさせられるのかと。
キム一家がラインを超えてしまっているのは紛れもない事実(やってはいけないこと)ですが、そこまでに至る過程を知った時に全否定できるかと言われたら正直できない。
昇っているのか?降っているのか?
緊張感ある終盤の展開、ポスタービジュアル、演出、伏線
非常に見応えのある作品でした。
(金曜ロードショーにて鑑賞)