母（映画を1人で見れないタイプ）に付き添って鑑賞、あまり興味なかったのだけど思ったより静かなインド映画でとても良かった。テンション高いボリウッドも大好きだけど、本作は中盤の緩やかなところで歌詞付きの歌が2曲流れるくらいで主人公らが歌って踊らないのでかなり新鮮。
現代インド（ムンバイ）でのメイドとご主人様との優しさに溢れた身分違いの恋はゆっくり緩やかに育まれていって、その過程を見ていくのが微笑ましかった。ラストの余韻を残して最後の台詞が絶妙なタイミングで出てくるのが最高にずるいけど秀逸ですごい、原題のSirも良いけど邦題も上手くつけたなって納得。主人公ラトナのサリーの着回しバリエーションが豊かで見ていて楽しかった。
お母さんは見終わった後「ポスターだともっと美男美女っぽかったのに動いたらそうでもなかったわね」と身もふたもない感想を述べてました 笑
