良かったとこ1 農村の生活の美しさ
広角レンズで捉えた農村の景色と、そこに映る太陽や雲という映像が単純に美しい。草刈り一つでも、美しく撮るとこんなにずっと見ていられるものかと感心する。ぶっちゃけ序盤の何の変哲もない生活風景が一番印象に残った。
良かったとこ2 分かりやすいストーリー
キリスト教徒の農夫が、信仰心のために、キリスト同様の受難に見舞われるという話なので、とても理解しやすい。テレンス・マリックの最近の作品の中では段違いにシンプル。
ダメだったとこ 落ち着きがなさすぎるカメラ
村の集まりや収容所のような比較的狭いところでも、カメラが常に動き続けて俳優たちの演技を追いかけているので、落ち着きがない。綺麗な映像はとことん綺麗なのに、全体としてはまとまりがない印象を受けた。
