だい

シチリアーノ 裏切りの美学のだいのレビュー・感想・評価

3.3
イタリアの第二次マフィア戦争末期の実話を基にした話。
なわけだけども、

とりあえず登場人物の立ち位置がわかりにくい!!!!

・ブシェッタはそこまですごいマフィアではない。
・すごいマフィアのボスがレッジョとリイナ。
・カロはブシェッタと同じ派閥で、ブシェッタの兄貴分みたいな存在。

これを理解するまで、話がいまいち頭に入ってこない!

あとハードル高いのは、息子たちも何人かいるし、
どれが息子でどれがそうじゃないのか、
いまいち顔の区別がつかない!!

顔色悪いやつは少なくとも息子。

っていうのがおそらくみんな共通の認識法。


でね。

演技やべぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!

とにかく出てくる人出てくる人、みんな残らず演技上手すぎびびる。
イタリアの俳優ってみんな演技魔人なの??
マフィア大裁判の時の狂躁、恫喝、
迫力ありすぎやろーーーーー!!!!!!!!!

マフィア大裁判が実際どんな雰囲気だったかはわからないけど、
とりあえずもうみんなマフィア!!!!
ふてぶてしさ!
憎らしさ!

なんかね、
作られた演出っぽさがないの!過剰じゃない!
話を遮るタイミングとか、
静かになるタイミングとか、

もう全てがリアル!!!!!

「ボヘミアン・ラプソディ」のライブエイドのシーン並みに、このマフィア大裁判のシーン鳥肌立ったわ!
シチリアン・ラプソディじゃん…

この迫力を映画館で観れたのが幸せです。


まとめ。
ファルコーネ判事みたいな人を英雄って言うんだろうな。
だい

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