2021/11/5㈮ 08:40〜11:30上映、TOHOシネマズ新宿、スクリーン9、Dolby Atmos字幕版を鑑賞。
座席は7〜8割は埋まっていた。
結論から言うとあんまり面白くなかった。
良かった点(?)はゲーム・オブ・スローンズで異母兄弟を演じていたリチャード・マッデンとキット・ハリントンか共演しているシーンがあったことくらいかなぁ。
二人の関係が本作でも『(穴)兄弟』なのにはクソワロタ。
あとMCUの世界に「スーパーマン」「クラーク・ケント」がフィクションとして存在していたということが衝撃だった。
てっきり「ガメラ」の世界に「亀」が存在しない様に、「シン・ゴジラ」の世界に「怪獣」という単語が存在しない様に、「スーパーマン」が存在しないものと思っていたのに、なぜ今になって登場させたのか。妙に気になった。
正直なところ、本作エターナルズは原作からして風呂敷広げすぎな感があり、特にセレスティアルズの設定は中二病の妄想ノート丸出しで、全くついていけなかった部分なので、そこら辺をどう実写に落とし込むのか「期待1:不安9」だったけど、予想していた通りというか期待を下回ったというか…監督や役者さんは悪くなかったけれど…設定がなぁ。
MCU作品はこれまで実写化に際してパワーインフレを抑えた作品選びがされ、もしくはそれを意識して作品世界が統一されて作られてきた、と少なくとも私は考えている。
だが本作ではエターナルズやセレスティアルズ、ディヴィアンツ周りの設定を何とか設定変更して作品に落とし込んではいるが、それでも今後パワーインフレしそうな要素が満載で、諸々の設定の後付感も気になってしまい素直に楽しめなかった。(サノスどうするつもりなんだろうとか)
あとセレスティアルズを登場させたのだから、流れでミュータント(X-MEN)周りの布石が登場するかと期待していたのだが、それも無かったので余計に「なぜいまこれを実写化した?」という疑念が拭えなかった。
マーベル社なら、次回以降のMCU作品で本作に対する評価も手のひらクルーさせてくれることを期待して待つしか無さそうだ。