ほぼ3時間の映画でトイレが心配な人へ。
エンドロールの最後に映像は無かったです。
(一応、リドラーの一言メッセージ的なものが文字だけで流れたが、たった数秒で次回作への伏線などではない)
2022/3/11㈮、TOHOシネマズ新宿、スクリーン10、IMAXレーザー字幕版、08:30〜11:40の上映回で鑑賞。客数は座席の60〜70%しか埋まっていない様に見えた。
原作でも「探偵」として扱われることも多いバットマン=ブルース・ウェインを、実写映画でフィルムノワール&ミステリー仕立てに描写する、という発想までは良かった。
だが肝心のミステリーの部分が中途半端で、ミステリーであるなら視聴者にもっと情報を提示しながら、フェアにストーリーを進めるべきだった。
情報が明かされて無いが故に、リドラーの正体が判明するシーンなど、所々おいてけぼり感がすごかった。
(一瞬、原作の熱心なファンでないとわからない伏線が貼られていて、私が見落としてしまったのかと焦ってしまったが、単に脚本があれなだけだったでござるの巻)
出演した役者、本作なりのキャラクター造形、フィルムノワールっぽい映像づくり、などの部分はとても良かった。
ただ全体で見るとこの内容で3時間は長く感じ、少々冗漫に思えてしまった。期待が大きかっただけにう〜んとなってしまった。
いやこの脚本はちょっとなぁ…惜しかったなぁ…方向性は良かったんだけどなぁ…う〜ん。