ズバリその世代ではないけれど、SONYのウォークマン聴いてたし、カセットテープ世代でした。
やりたいことがあるのに、保守的な両親に逆えず、鬱々としてた16歳の頃。
カセットテープでロックを貪るように聴き、やり場のない怒りや悲しみを発散。
前向きな歌詞に背中を押され、自信を持ったり、勇気を出してチャレンジしたりしたっけ。
ジャベドを見ていると、自分の過去を見ているようで、懐かしくなった。
あの頃は両親を疎ましく感じて、逃げ出したかった。
でも大人になった今は、両親の気持ちも痛いほどわかる。
妻に毛染めをしてもらいながら、泣いてしまったお父さんを見てじーんとした。
辛い境遇にありながらも、ジャベドは人に恵まれてる。
音楽や人に勇気をもらって、イキイキ輝いていく彼の成長ぶりが微笑ましい。
でも原題の通り、「光に目もくらむ」のではなく、最後は大切なものに気づく。
ブルース・スプリングスティーン、聴いたことなかったけど歌詞がすごくいい。
パンフレットとサントラ買いました。
シング・ストリートが甘酸っぱい青春なら、この作品はもっと現実的な青春かな。
爽やかな感動が広がりました。今年観た好きな映画の上位にランクイン❗️