これもまた、人と音楽の関係をよく感じさせてくれる映画でした。
久しぶりに画面見て、声出して笑うという衝動が抑えられなかった（笑）
あの変な間と無表情はある意味ズルい。
何やりたいか、どうしたいかがわかんなかった高校生の私。とりあえず目の前にあったものにハマってみたりもした。放課後ムダに店とか友達んちでしゃべってみたり、誘われるがままにライブ行ったり。
いろんな意味で衝動的。そこに音楽が差し出されたのならそれは幸運だったんじゃないかと、いま歳をとってみて思う。そして彼らにもそれは運命だったかのように意味があったんじゃないかな。何かに突き動かされるような感覚を、一生に一度でも味わえたらそれは幸せだと思うから。
楽器もバンドも、あれで成立してしまうんだな。というより、もともとそういうもんだったりして。リコーダーは衝撃的だったけどね（笑）
目の描き方もあれで目として成立するんだな（笑）そういうあらゆる意味でシンプルだけど、深く染みてもくる面白い作品でした。まだの方は是非観てください。
