このレビューはネタバレを含みます
サスペンスもの連続鑑賞二本目。
復讐の1ページ目が『出会い系で釣れるまで待つ』ってのはどうなんだ？
『死体が消えた夜』でもそうだったけど、復讐をするためにアレコレしてあげたりさせてあげたりするかな～？と。
さらにロイが戻ってくるのをあの暗い中あの照明スタンバってわざわざ待ってたの？とか思わせちゃうのは良くない。
その辺がいかにも作り物臭いおはなしって感じ。
ジジイとババアの騙し合い欺き合いせめぎ合いを期待しちゃうとすこーし肩透かしかも。
伏線という言葉では中々腑に落ちないと言うか納得出来ない展開が多々。
実はこうでしたってのがまるで後出しジャンケンのようで拍子抜けしてしまった。
しかも構成上山場となるはずのシークエンス、それぞれの出自が明かされる所も急になんなんすかって印象。
ベルリンの意味深な挙動やらはそんなに伏線とは言えないよなー。
ただ終盤、共同出資に同意したあたりからの『何やら事が進み出しそうな雰囲気』、特にリリーの不穏漂わせる挙動は凄くワクワクハラハラさせられた。
しかもお仕置き部隊に野郎2人を用意してたのは上手い。昨夜の残り物を上手く再調理した感じ。
