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尼寺(秘)物語
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『尼寺(秘)物語』に投稿された感想・評価

yaaa
4.0
尼だって女やでぇ~と悶え苦しむ映画。
坊主頭でも藤純子さんや三田佳子さんはやっぱり綺麗な顔と、樹木希林さんや若山富三郎さんの面白顔面まで降り幅大きい。その濃いキャラ設定と昭和初期で京言葉で聞きなれないお寺用語と尼寺の日常など観たことも聞いたこともないこと羅列なのでまるでジャバ・ザ・ハットの宮殿かリュック・ベンソンのSF映画を観ているような気分になる。
エロ映画の雰囲気漂わせてほとんどエロくはないが、その分結構アングルが凝っていて画面は飽きることはない。「愛のコリーダ」に先がけて主人公と兵隊さんが交差するカットには驚いた。
ラストはかなりブラックな感じ。
古寺の伝統を守ろうとする尼僧(藤純子)が、自身の性観念と対峙していく。開戦直後の京都を舞台にして、仏道を選んだ女性たちの不文律を描いている、東映ピンキー作品。

尼寺に現れた障害持ちの青年(津川雅彦)と無邪気な性行動にひた走る小間使いの少女(大原麗子)が刺激剤となり、主人公が性の営みの乱反射に直面してしまう。尼僧役の女優が頭部を露出しないのはご愛嬌。

尼寺の内部を異空間のように描写しながら、女性の在り方と僧侶の在り方のシーソーゲームを描いていく作風。「僧侶=仏に縋らないと生きていけない人間」を暗に示すことにより、寺院と精神病棟の表裏性を含ませる手法が面白い。

端役では、尼僧に枕営業を強要する高僧(若山富三郎)と、市松人形を自分の分身にしている尼僧(三田佳子)が、特殊極まりない個性を放っている。東映成人映画路線の前夜祭的な位置付けとして、純粋に楽しむことができる。
若山富三郎は色んな映画で坊さん役をやっているが、記憶する限り殆どなまぐさ坊主だった。
この映画も例に洩れず、冒頭から藤純子を手籠めにするいつもの展開へ。

三田佳子、大原麗子、津川雅彦、芦屋雁之助等々、キャストは気合が入っているのだが、どうも温い話が続いて面白くない。

『尼寺(秘)物語』に似ている作品

祇園の暗殺者

製作国:

配給:

  • 東映
3.6

あらすじ

土佐浪士武市瑞山、吉岡寅之助らと手を握り佐幕派の暗殺を企てる勤皇の志士・志戸原兼作。ある夜、暗殺隊は目明し・佐平の家を襲い、妻子まで斬り殺してしまう。引き揚げの際、兼作は戸の隙間から幼い少…

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