NETFLIXオリジナル映画
大人気ミュージカルを海外人気ドラマ「glee」のライアン・マーフィー監督で映画化。
いやぁ~面白かったというよりかは2時間楽しんだと言える作品。
歌・ダンスも楽しい楽しい。しかも、この作品で伝えたいテーマがしっかりしておりストーリーも楽しめたし、クライマックスはまさに全員が主役といえるほどの歌とダンスシーンも楽しませてもらいましたねぇ。
インディアナ州の田舎町でPTAから中止されてしまったが同性の恋人とプロム(高校のパーティのことだそうです。)に行きたい女子高生を応援するため、ひょんなことから出会う落ち目のブロードウェイスターが町に乗り込んでくる・・・という物語。
とあることで、レズビアンカップルで参加させないため、プロム自体を中止にさせられたことを知った落ち目のブロードウェイスターメンバー。近所のおせっかいな人みたいな感じなんですが、まぁこのメンバーキャストが超豪華だこと。
メリル・ストリープにニコール・キッドマン、ジェームズ・コーデン、もうカッコいいんだ。メリルストリープが途中から夏木マリさんかな?と思わせるぐらいの年をとってもカッコよさだし、ニコール・キッドマンは足長っ!!と思わせるダンスにもご注目。
メディアを使って訴えかけてなんとか希望の光が見えてくるんだけどもいろいろ妨害があるわけなんですよ。あっ、やっとプロム開催かな?と思いきやのまさかの展開は、主人公の女子高生エマがめちゃめちゃかわいそうだと感情移入してしまうほど、せつなかったですねぇ。おせっかいに見えてくるブロードウェイメンバーも引くに引けないメンバーなので負けずにいろいろやってきたからこそ努力は報われるんだと感じさせられました。
同性愛というテーマもあるけども差別をせずみんなで楽しまなきゃ意味ないじゃんという、メッセージ性も強い面白い作品。 いろいろ学び成長していき変化が訪れ、いろいろつらいこともあるけど、この時だけでもみんながハッピーになれればそれでいいじゃんと思わせるもうみんなが主役といえるクライマックスはかなりオススメです。
そして、明日も頑張ろうという気持ちになれると思いますぞ。