むぎちゃ

Mank/マンクのむぎちゃのレビュー・感想・評価

Mank/マンク(2020年製作の映画)
2.9
※『市民ケーン』とか別に観てないです


フィンチャーとゲイリーオールドマンの組み合わせってだけで観に行ったから、まーーったく内容入ってこなかった。

自分の中でのあるあるなんだけど、説明台詞に顔も知らない外国人の人名を入れられちゃうと把握出来ないしそのせいでセリフの意味が分からなくなる法則が爆発しっぱなしだったのね。これはキツいのね。

登場人物のパワーバランスが全く理解出来ず、結果的に困ってるマンクおじさんの様子って言う結果論にしがみついていく有り様。

オーソン・ウェルズとどう折り合いをつけて共同クレジットになったのかも知らないし、ラストのアカデミー賞とかインタビューのシーンでもとくにカタルシスはなく、しっと~りと終わっていっちゃった。

市民ケーンとその周りの知識を持っていればどのくらい自分の中で加点出来るのかな?
…いや、この映画に限った話ではないけど、知ってたところで、知らなかったところで、その映画の本質を掴めるかどうかは別問題ですよね。
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