待ってくれ！なんだこの主人公の存在感が皆無なアクション映画は！
かなり昔に観たポールWSアンダーソン版のモータルコンバットがかなりつまらなかった為、こちらも恐る恐るの鑑賞でした。
意外とあるグロ描写はナイス！キャラビジュアル厨二病的で良し！アクションはOK！日本人役者の使い方リスペクト！な感じで昔のに比べればかなり進化したなって相対的に観れば及第点を与えても良い映画でした😊
ただ本当に主人公の存在感が薄くて、さらにあんま活躍の場面なくて、反面その他のキャラクターに心血注いだってくらい周りが目立ってて…物語も根っこの設定が分かりやすいから許せるものですが唐突展開ばかり…
え？この映画許せるの？
許してしまいましょう。何故ならJACの雄である真田広之を本当にかっこよく映してくれた映画だからです。彼がいなきゃ本作の魅力は5割減って所ですかね？やっぱりハリウッドで活躍する日本人俳優ってのはアクション出来なきゃ駄目なんだなと思いました。英語はあんま上手くないし、顔立ちも薄いしね😓しかも今作はきちんと日本語を喋らせてくれたのが凄い嬉しかったです。
私、このゲームは全く分かりません。
調べてみるとナンバリングタイトルは11作目まで出ていて、11作目のゲストキャラにジョーカーとかスポーン、それだけでなくＴ800やランボーまで登場しているようです。アメリカではかなり親しまれているゲームなんだなってのがうかがえますね。更にこなゲーム、相手をKOした後に息の根をとめる各キャラ固有の演出があり、サブゼロの場合は脊髄ごと首を引き抜くのだそうです（うわ😓）映画では流石にそんな描写はありませんでしたが、そんな台詞が確かにありました。ゲームの世界や設定をしっかり踏襲してくれていて、決してオタクやマニアが勝手に妄想膨らませて作ったのではないという真のファン精神が観られましたね。キャラの造形もファンタジーそのもので変に脚色していなそうなので、そこは良い点かと思いました。
とは言えゲームもやってみるかなぁ〜という思いまでには至らず。続編作るなら観るよ。でも主人公ちゃんと活躍させてね！ってくらいです。
奥義の強さのバラつきなんとかなんらなぁ😓格ゲーだから肉弾戦主体ってのも分かるがコスチューム変わってボコボコ殴るだけだし、結局ビーム系とかヒロインが何の前触れもなく目覚めたテンリングスみたいな技が殺傷力あるもんなぁ。つうか何年も鍛錬しなきゃ奥義は会得できないって言っときながら、わりとみんなすぐに覚醒してましたね😓
劇中唯一奥義っぽい技を炸裂させてくれたのはベストキッドに出てきそうな弟弟子の青年でした😊あれは本作最高の見せ場でした！本当は全員の用意していたのだが予算と尺の都合でこうなったのではないか？それでも見せ場は果たしてあの青年で良かったのか？対する敵キャラもそこまで私怨んなかないどーでもキャラだったし…そこで主人公使うべきでは⁉︎
考えれば考えるほど惜しい粗が見つかってしまうので終了します。
簡単に言うと、前半ダルダル。中盤緩い上昇線。後半真田広之ィィィ！！の映画です。
覚悟してご覧下さい😖
本レビューとは全く関係ないんですが、最近アマプラで30年代〜50年代のアメリカ映画を大量に見放題配信しているのを見つけました。で、一作観たんですが、現代映画に目が肥えているためか逆に新しく観られるんですよね。合成映像とか台詞の応酬とか、発展途上の技術の中で人技を使って魅了してやるといったハリウッドのギラギラした野心が伝わってきます。これでアカデミー賞関連は網羅できそうです✌️
モータルコンバットのレビューでした😊
