このレビューはネタバレを含みます
新しいアジア系ヒーローの誕生。
シム・リウ演じるシャン・チーは、最初はちょっと冴えない感じだなぁって思ってたけど、キレキレのアクション見てたらだんだん彼のかっこ良さに引き込まれるから不思議笑。
スタイリッシュカンフーアクションは新鮮で、めちゃめちゃ楽しかった！！
冒頭のバス内での戦闘シーンと、マカオの闘技場の建築足場での戦闘シーンがとくにたまらんかった(ケイティの演出のとこだけ竹だったのはちょっと気になったけど)。
リング使った戦いより、肉弾戦のほうがテンションあがりまくりでした。
リングの強さがよく分からなかったってのもありますが。
アクションシーンにちょいちょいスローモーション多用されてたのは、ちょっとくどく感じましたが。。。
アイアンマンシリーズから存在をちらつかせていたテンリングスの正体は、悲しき愛に呑み込まれた1人の父親だった。
一大組織のボスがちょっと周り見えてなさすぎではと思わなくもないが、リングと魔物の力に影響受けてしまってたんかな。
ロード・オブ・ザ・リングみたいな。
なんで彼がリング持ってたのか？とか、不老不死とか、リングの秘密はこれからの作品に繋がりそうだし、新しいフェーズの導入といった感じで、今後の展開にわくわくします！
オークワフィナはオーシャンズでも思ったけど、正直好みじゃない。。。
けど、愛嬌ある友人で、可愛らしさはばっちりでした！
父親との戦いで勝利して、シャン・チー自身が組織率いるトップになるラスト予想してたら、異次元とか魔物とか新しい要素ががっつり出てくる展開でびっくりした。
途中から急にファンタジー色が強くなって、見てる映画変わったんかなと思うくらいの振り切り具合。
龍とかでちゃうの！？
そして龍乗りこなしちゃうの！！？？
ヒーロー映画見てたのに龍VS魔物大戦が始まったよ！！！？？？
脳内大混乱。
でも、そういやMCUは神も宇宙人も怪物も魔術師もいる世界だったなと納得し、心を落ち着かせてみたりしていた笑。
ラストの闘いは、モンハンみたいだなともちょっと思った笑。
あと、仮面の男は何かあるんかなと思ってたらあっけなく退場して、よくわからなかったな。。。
シャン・チーが何でリング扱えてたんだろ？ってのもちょっと説明不足かなと思った。
龍が味方したのも、両親から力を受け継いだからだろうけど、色々と急展開だったのがちと残念でした。
MCUの新しい世界がまた開いて、マルチバースとか、今までにない展開に今後がめちゃめちゃ楽しみです。
一方で、壮大になりすぎて、どこまでいくんだっていう心配もあるんですが。
ドラマロキでも思ったけど、もはや何でもありだよね。。。
それもかつてない映画界への挑戦なのだろうけど。
リングの出どころや、本作の魔物を封印したのって、エターナルズなんかな？
エターナルズの予告も流れてて、11月が楽しみで仕方ない。
ドラマも合わせたら1～2ヶ月ごとに新作見れるっていう、忙しくも嬉しいありがたい今に、何もなかった去年からの反動がすごくてMCU脳がパンクしそう笑。
