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禁断の惑星のLEOのレビュー・感想・評価

禁断の惑星(1956年製作の映画)
3.5
古典SFの傑作。
あの有名なロビーを作品の中でやっと見ることが出来た!
BSありがとう!

しかし1956年の作品で、このギミック等のクオリティは凄い。
光速飛行する円盤型宇宙船、ロビーをはじめとする様々なメカのデザインと完成度、目に見えない怪物や光線銃や電磁バリアなどどれも表現のレベルがかなり高い。
この「宇宙を探索しながら旅をする」という設定が後の「スター・トレック」に引き継がれたのかなという感じもする。
冒頭に「人類が21世紀には月旅行へ」とあったが、実際にはこの作品の13年後には達成することになるんで現実もなかなか頑張ってるじゃないか。

一方ストーリーはというと、ほとんどセリフで説明してしまって展開していくというご都合主義感は否めないが、時代も時代だしね。
でも人の潜在意識が生んだ怪物という設定は好き。

しかしポスターのあの有名なイラストが本編に全く関係なしだったとは…(笑)
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