このレビューはネタバレを含みます
尊厳死の宣告書ってものを初めて知った。自分も無理な延命治療はしたくないから覚えておきたい。
よくある出会った患者によって医者が変わっていく話ではあるが訪問診療医と看取り、延命治療の有無など最後を家で過ごしたい患者さんと医師の話。
最初は坂井真紀のお父さんの看取りが結構キツくてずっとこの苦しみを見せられるのはキツイと思った。家族も介護士や医療に関わる人達は本当にすごいなとも同時に思う。宇崎さんの看取りになった時から病人らしくない元気な宇崎さんに死が迫ってくるのが分かるのが見ている方もそろそろだなって覚悟を決める感じになってくる。
今後、自分自身にも親兄弟にも訪れるかもしれないことなので、自分だったらどうしたいか?親兄弟を自分が病院以外で看取れるだけの覚悟ができる人間なのかってことを考えさせられるので観て良かったと思う。