ファウストの家の作品情報・感想・評価

ファウストの家1977年製作の映画)

FAUSTUV DUM

製作国:

上映時間:12分

ジャンル:

3.7

「ファウストの家」に投稿された感想・評価

chisa

chisaの感想・評価

3.8
ファウストの家に不思議なグラスがあって
パペットアニメなのでグラスもミニチュアで飴細工みたいで美味しそう
お酒が勝手にでてきて金貨に代わる
ホラーぽい雰囲気が好きなんです
青二歳

青二歳の感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

チェコのパペットアニメ。ファウストのお家には魔法のグラスがある。勝手にワインが湧いて、飲み干すと金貨が出てくるのだ。
プラハにある実在の家がモデル。なんでそこまでファウスト伝説が人気なのか分からないが、人形芝居なんかもポピュラーだったらしく、そうした身近な伝説を元にゲーテの“ファウスト”が作られた訳で、昔から人気のキャラクターだったらしい。

チェコではファウストは実在したという伝説があって、その家が残っており、ファウスト伝説の後日譚のようなエピソードの舞台となっている。
ファウストの死後も悪魔の邪気によって長らく空き家となっていたが、ある時若き苦学生があまりの貧しさにその屋敷に住み込んだという。屋敷は日本でいう妖怪屋敷で、摩訶不思議な現象に悩まされるも、学生はファウスト博士の蔵書を読み研究し、その悪魔の邪気を祓う……とか何とか(河出書房の“東欧奇譚集”に元ネタが収録)。
で、この短編のパペットアニメーションはその屋敷に悩まされる真面目な貧乏学生のお話。ワインが勝手につがれてしかも飲み干すと金貨が出てくるんですから、お金に困っている学生さんはそら誘惑されますよね…
ガリク・セコらしい伝奇的な質感が"ファウストの家"伝説にハマっていい雰囲気でした。