うみぼうず

マザーレス・ブルックリンのうみぼうずのレビュー・感想・評価

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)
3.5
硬派なハードボイルドにチック症が緩衝材となって長いけど観やすい映画だった。
音楽が緊張と緩和によい刺激を与えていて、自然と受け入れやすい。
またチック症と音楽(ジャズ)を重ねているのも面白く、一つのユニークネスな才能として表さられているのもおもしろい。黒人やマイノリティ、そしてチック症も含めて多様性を受け入れるということがテーマにあるのかなと思う。

エドワード・ノートンは殴られたり独特な役が多いし似合うな…。そして映画が好きなんだなというのがすごく伝わる。1950年代の装飾や車がふんだんに出てきてディテールこだわってるなーと関心と感動。探偵事務所の机の置物にもそれぞれ個性あって、意味を考えていくとおもしろい。
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