世界中の電子機器をハッキングできるデバイスを悪の手から守るため、各国の女性スパイがチームを組む！
女性版ジェイソン・ボーンシリーズのような趣のスパイアクションです。硬派な仕上がりの分、トンデモデバイスやガバガバなスパイ組織などなど色々な粗が目立って残念な感じですが、午後ローで観たら満足度高めの程よい塩梅アクション映画でした。
ちょっと懐かしめの豪華女優陣のアンサンブルはさすがの面白さだし、結構体を張ったアクションしてるのは良いのですが、アクションシーン自体は微妙でした。ジェシカ・チャステインはじめそんなに動ける女優さんたちではないので、格闘シーンの編集はもうちょい頑張ってほしかったですね。銃撃戦もただ撃ってるだけで今っぽさが無くて残念です。
主要キャラの設定がアッサリめなのは微妙ですが、ダイアン・クルーガー演じるドイツ人スパイは魅力的で、彼女とジェシカ・チャステインのコンビはとても良かったです。
何だかんだ言いつつも程よい規模感とアクションでそこそこ楽しめる映画でした。そんなに期待せずにどうぞ。
